新生科学研究会
1996年、山波言太郎はリラ自然音楽セラピーを創始しました。3年後の1999年には、その研究機関として「リラ自然音楽療法研究センター」を創設。リラ自然音楽セラピーの実践と研究を行い、その成果を、書籍、論文、機関誌の形で発表し続けました。
2012年、一般財団法人 山波言太郎総合文化財団設立を機に「新生科学研究会」と名称をあらため、山波言太郎の思想と目的を継承した研究会として、学習発表会や研究論文発表、機関誌『LYRA通信』の発行等の活動を続けています。2017年5月に発行された『LYRA通信 第50号』に掲載された巻頭言を以下に引用します。
新生科学とは
生命を見失った人類と現代科学
すべてのもののいのちは一つ(ワンネス)という視点を失った人類が、今、地球に君臨している。鉱物・植物はもちろん、動物もゼンマイ仕掛けの物質と考える文明が科学を生み、科学を手にした巨人(料理人)が、今、物体地球を好みに合わせて料理して食べている。動物・植物の種の断絶の進行、地球温暖化、オゾン層ホールの拡大、癌・エイズなど変成疾患や耐性病菌の増大、核兵器による不断の脅威。これら素材を殺した科学料理のゴミ処理に、今、巨人は立往生している。
すべてのもののいのちは一つ(ワンネス)、地球はまるごと生き物である。この古代ギリシアと東洋の英知に、今、巨人は活路を見出さねばならぬ。
山波言太郎(「ワンネス・ブック シリーズについて」より)
今こそ真の科学に立ち返ろう
私達は、近代科学から、もう一歩、科学の本源であるギリシャの科学に立ち返って、魂の成長のために、合理的なものはどしどしとり入れていく、この学問の本源に立たねばなりません。近代科学の、物的生活の幸福のために、五官に触れるものだけを認めていく、そういう偏狭な学問から一歩ぬけ出さねばなりません。
山波言太郎(「人は永遠の生命」より)
新生科学の立場
私達は、山波言太郎が唱導するネオ・スピリチュアリズムの「霊と媒体の存在」に立脚して、戦争のない本当の幸福、平和な世界、人間の善性化と自然の扶育をすすめる真実の科学の研究と樹立を目指します。
新生科学研究会とは
- 【目的】
- 人間の進化(善性化)と地球のパラダイス化を実現するための科学を樹立します
- 【方法】
- 山波言太郎のネオ・スピリチュアリズムに基づき、霊と媒体を認める仮説に立ちます
- 【研究対象】
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- ネオ・スピリチュアリズムの研究
- ネオ・スピリチュアリズムから生まれたリラヴォイス®、リラ自然音楽セラピーの研究
- ネオ・スピリチュアリズムから、さまざまな事象の学際的研究
● 新生科学研究会の活動は、年に2回発行される機関誌『LYRA通信』で、ご覧いただけます。(2023年6月現在、1〜62号まで発行)
● 新生科学研究会では、年に1回、研究発表会を行っています。発表は、『リラ自然音楽セラピー 体験記・記録集』に一部掲載されています。