でくのぼう出版書籍 警告詩集Ⅱ アオミサスロキシン
2012/09/21 ISBN 978-4-434-17168-0 C0092
recommendation おすすめ理由
平成6年(1994年)に出版した『警告詩集Ⅱ アオミサスロキシン』。それにナレーションを附記し、さらに1篇の重要な詩「冬眠時間」を追加した〈改訂増補版〉です。
朗読公演「アオミサスロキシン」の台本ともなる本ですが、ナレーションがつけられたことで、「アオミサスロキシン」の秘められた本当の詩世界が分かってくる、今後の地球の行く末が見えてくる、そういう詩集になりました。
リルケはこう言いました「ポエジーから予言までかけぬけたものは偉大である」と。
私には幾つかの予言詩がある。詩集『別情歌』は妻と私の前世の悲恋物語だから、予言詩ではないが、過去の透過詩だ。これを書いた翌年、昭和二十二年四月に詩集『水晶宮』を書いた。書いたというより、一文字一文字を眼前に見せられ、それを筆写しただけ。今まで文学だと思っていたが、最近に至りこれは実在する地球空洞世界の描写ではないかと理解した。だから予言詩だ。
また、この詩集『アオミサスロキシン』、書いた本人に全く訳の分からない詩。でも文学的に面白そうだから、詩集にして平成6年に手作りの詩集にして出版した。増刷までしたから大分売れた。最近になりこれは予言詩だと確信した。蛙が語る人類の未来、大災害を経て、三分の一の人が残り(人口の1/3ではなく、三種類の中の一種の人のみが生き残り)、パラダイスに似た新地球を形成する。地球は銀河系の中の梃子になる筈。つまり、この銀河系の粛清・進化の希望の星となる。換言すれば、宮沢賢治のユメ(世界ぜんたいの本当の幸福)が、現実化するかもということ。……(本書「あとがき」桑原啓善)
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書籍 A5判 88ページ ソフトカバー
発売 星雲社
発行 山波言太郎総合文化財団 出版事業部 でくのぼう出版
初版 1994.4.29
改訂増補版 2012.9.21