葉祥明自身の監修のもと、ムック型・A４変型判の80ページにわたる美しいカラーの作品紹介と、葉祥明その人の魅力溢れるインタビューや半生の年譜等を収録（全160ページ）。

メルヘン作家の顔の奥に隠された、「小さな街の小さな公園」であり続けたいと願う深い思索家としての本質が、三浦正雄・上田敦子・でくのぼう出版編集室によって新しく紹介される。
一般・著名人の区別なく葉作品を愛する人たちからのアンケートや、150冊に及ぶ北鎌倉葉祥明美術館来訪者の感想ノートから選んだ心温まるメッセージ、同美術館監修の原画展・著作リストまでを収録した永久保存版。

僕が、絵画と⾔葉で表現してきたものの奥にあるもの、そして⼀⼈の⼈間として僕⾃⾝が⽬指してきたことを、この特別な本で垣間⾒ることができる
葉 祥明

コロナ禍や災害、戦争など、様々な社会不安を通じて人々が本当の幸せを求める今、そのこたえを心の深いところから優しく導いてくれる、幸せへの道案内人、葉祥明の世界。

僕は、社会の表舞台にいるより、小さな街の小さな公園であり続けたい。公園には緑と風と光があり、安全と安らぎと癒しを必要としている人々が集まる。そこはサンクチュアリだ。絵本もそういう存在だ。そして僕自身も。
葉 祥明

■目次より
・「僕にとって描くということ」（葉祥明）

魂のふるさと　作品世界
・葉祥明の世界 七つの視点（上田敦子）
1〈癒し〉動物たちのメッセージ／2〈環境〉地球の歌／3〈智慧〉未来への伝言／4〈霊性〉生命の輝き／5〈愛〉母性　愛のエネルギー／6〈平和〉戦争と核をめぐって／7〈文学〉詩魂のふるさと
・二つの美術館（三浦正雄）
・画業五十年を迎えて（葉祥明）

永遠の旅　人と作品
・インタビュー「魂を癒し 地球を癒やす スピリチュアルブルー　葉祥明の世界」
・葉祥明の軌跡 葉祥明自身の言葉を中心とした半生の年譜
・わたしの葉祥明 作品を愛する人たちの声（谷川俊太郎／吉本ばなな／山川亜希子／柳瀬房子／長 有紀枝／きむらゆういち／立原えりか／辻 信行　他、15名の方々より）
・わたしの葉祥明観（三浦正雄）
・原画展／著作（書籍）一覧