リラ・ボランティアコラース【3月】
3月にリラ・ボランティアコラースのメンバーで、施設へ歌のボランティアに伺いました。
【3月25日】鎌倉市内の特別養護老人ホーム
桜も咲きはじめ、春のぽかぽかした暖かい陽射しがさしていましたが、冷たい風も吹いていて、冬のなごりを感じる日でした。
今回は青木先生がお休みだったため、コラースのメンバーだけで伺いました。
春を感じる歌をたくさん歌いました。
いつも元気に歌ってくださる方、歌詞をじっくりながめている方、じっと耳をすまして聴いている方……。どの方にも、歌の心が届きますように。春がきますように。と一生懸命、歌いました。
どれだけお役にたてたかはわかりませんが、また精一杯練習をして少しでも歌の心を届けられるよう精進していきます。
【3月30日】鎌倉市内の介護老人保健施設
花曇りのまだ寒さの残る日でしたが、あちらこちらに桜の花が白々とまばゆく咲いて、心なごませながらお伺いしました。
一曲目の春の訪れを感じる歌が始まると、蕾がポン!と弾けたような、柔らかくあたたかい空気が会場いっぱいに広がりました。
一緒に歌って下さっている方、静かに目を閉じて聴いて下さっている方、どなたもじっと心の奥を澄ませて、私達と一緒にふるさとに思いを馳せているように感じられました。
青木先生の指揮も、「故郷へ…故郷へ」と会場のみなさんやコラースを、力強く繊細に導いていきました。
会の終わりに、施設のシスターが「今日は始めからすごく良かった。Thank you very much!」と声を掛けて下さったと伺い、嬉しい気持ちでいっぱいになりました。
帰りの空には、さわやかな青空が広がっていました。