宮沢賢治の人となりを知るのに最適!
岩手日報文学賞『賢治賞』受賞者による賢治入門書の新しい決定版(スタンダード)
幼少年時代から臨終の時まで、つまり賢治の生涯と照らし合わせながら法華経との関連について真正面から論じた研究書は、本書が最初であると言っても過言ではない。しかも本書は、高校生や賢治愛好者に賢治の魅力をやさしく語りかけてきた著者ならではの分かりやすい解説と関連する図表など親切な工夫が施されており、格好の宮沢賢治入門書にもなっている。これから宮沢賢治の研究を志す者にとっては、まさに必読書であると言えよう。(本書「あとがき」牧野立雄)
●著者 田口昭典氏の紹介
田口昭典氏が亡くなられた2006年に、雑誌『リラ自然音楽(2006年10月号)』に掲載された熊谷えり子のエッセイが転載されています。
「田口 昭典氏のこと」 熊谷えり子のエッセイをみる