2008年 宮沢賢治祭
先週の8月23日 土曜日、自然音楽研究所ホールにて宮沢賢治生誕祭が行われました。 この賢治祭も「でくのぼう宮沢賢治の会」(代表 熊谷えり子)の主催で毎年恒例になってきました!
二部構成になっていて、第一部は賢治の生涯、今回は特に少年時代の賢治や文語詩にこめられた賢治の想いなどにスポットが当てられた内容でした。
イラストや写真がスライドに映し出され、でくのぼう会の方々がとても分かりやすく、時折楽しく解説や朗読をして下さいました。
青木由起子先生朗読の「永訣の朝」では涙を流して聞いている方が沢山いました。(かく言うりらも泣いてしまった一人なのです!)
シナリオの合間合間に会場皆で歌うコーナーもあり、第一部だけでもかなり充実した内容でした。
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第二部はヒーリングコンサートでした!
プログラムは全て賢治関連のもので構成されていて、9月に先がけて由有子さん作曲の「流水(ザエ)」(詩 宮沢賢治)や「雪渡り」の新曲なども披露されました。
第一部二部ともに司会は熊谷えり子先生。
青木由有子さんと水元若さんで「星めぐりの歌」(写真左)また若さんはリコーダーで新曲の「雪渡り」を披露。
月読かぐやさんの朗読で「普香天子」「鶯宿はこの月の夜を雪ふるらし」(写真右)
青木由起子先生の指揮で、頌歌隊は「月夜のでんしんばしら」を披露。朗読あり、身振り手振りの楽しい合唱でした。
青木由起子先生の朗読で「河原坊(山脚の黎明)」、「山の晨明に関する童話風の構想」
歌 青木由有子さん、ピアノ 星野由利子先生で新曲の「流水(ザエ)」
最後は山波言太郎先生の朗読「農民芸術概論網要」、「雨ニモマケズ」
先生は舞台での朗読はおやめになられたそうですが、今回は賢治のお祭りという事で特別にご出演下さったそうです。
今年も本当に良い会でした。
司会の熊谷先生のお言葉をお借りすると、本当に「ポラーノの広場」のお祭りのようでした。
出演者の方、スタッフの方、会場にいらした皆様ありがとうございました!
宮沢賢治先生も喜んで下さるといいな…。
来年もまた楽しみです