リラ・ボランティアコラース【8月】

8月にリラ・ボランティアコラースのメンバーで、いろいろな施設へ歌のボランティアに伺いました。

 

【8月22日】横浜市内の少人数介護保健施設

猛暑、台風のあおりを受けて厳しい日々が続いています。 毎日外にも出られずお部屋の中で過ごしながら私達と楽しく歌う時を待っている皆さんを想う時、暑いなどと泣きごとなどは言ってはおれません。 おかげ様で今日も心のこもった歌う会が出来ました。新しい方々も参加して頂き自然音楽の響が少しづつ流れ広まって行く様子が何よりうれしく感謝でいっぱいです。 ほんのわずかな秋の風に載せて童謡、唱歌、自然音楽へと歌っておりますと、皆さんのシーンとした息をつめてしみこんで行く心の中に笑顔が伝わって来ました。 秋の訪れを待ちながら癒しの歌を次回もお届け出来ればと思います。

 

【8月25日】鎌倉市内の介護老人保健施設

八月ももうすぐ終わりなのに訪問した日は、とても暑い日でした。 けれども、今月皆さんと一緒に歌う歌は、秋の歌も入っていて、歌っているうちに秋の気配を少しずつ感じながら、楽しみながら歌いました。 少年少女時代を思い起こすような歌も歌いました。青木先生から歌い終わった後、『清々しくて、涼やかな風がすぅ~っと吹いてくるようでした。』とのお話に、本当にそんな心地よい風を感じた様な気がして、皆であの10代の頃に戻ったように笑顔になりました。 最後には、いつも「春はかえる」を歌いますが、歌いながら今回初めて皆さんのご様子を拝見しました。すると、何人もの方々が「春はかえる」を一緒に歌って下さっていました。中には目をつぶってしっかり歌っている方もいて、・・・きっと歌詞を覚えていらっしゃるのですね。何だかとてもうれしくて、胸がいっぱいになりました。

 

【8月27日】鎌倉市内の特別養護老人ホーム

秋の匂いが感じられるようになりつつありましたが、とても暑い日でした。 会場内の人数はいつもよりも少なめで、いつも大きな声で楽しそうに歌ってくださる方のお顔が見れなかったのが残念でした。 夏の中に秋が感じられる曲目をみなさんと一緒に歌いました。 小さく口ずさんでいたり、じっくり耳を傾けたり、眠っていたり……楽しみ方はそれぞれの方で違いますが、いつも不思議と一体感があります。 今日は会場にお越しになれなかった方々にも届くと良いなと思いながら歌いました。 みなさん青木先生のお話(曲の説明)に深く耳を傾けていらっしゃいました。 一番前で全曲楽しそうに一緒に歌ってくださった女性が、終わった後「知らない曲もあったけど楽しかった」とメンバーに声をかけてくださいました。

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