玄米シリーズ(3)
発芽玄米には、これから芽を吹き出す為の生命エネルギーが充満していて、更にミネラル類やビタミン、その他の有効成分が大幅に増加している状態なので、まるで生命エネルギーと豊富な栄養素の詰まった爆弾と言えるかもしれません。しかもありがたいことに、とても消化吸収され易く変化し、旨味成分も増しています。そんな 発芽玄米を活用しない手はありません。是非とも日々の生活の中に取り入れて、活用していただければ幸いです。
発芽前玄米の栄養素と生命エネルギーを丸ごといただくには熱を加えずにそのままいただくのが一番です。それに適したおすすめの方法が発芽前玄米ジュースです。
発芽前玄米ジュース作りのポイント
発芽前玄米と水だけでミキサーにかけると、粒々が残ってしまいザラザラ感が気になります。これを解消するために、つなぎ役の固形物を一緒に入れるとなめらかなジュースに仕上がります。つなぎ役の固形物は誰でも手軽に入手できる炊いた玄米ごはんやバナナなど、多少ねっとり感のあるものが向いています。以下に発芽前玄米ジュースのレシピを、いくつか用意しましたので参考にして下さい。つなぎ役の固形分の量や水分の量で、自分のお好みの濃度の目安がついたら、旬の食材を取り入れてオリジナルのジュース作りにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。尚、冬はあたたかい麦茶などを使って人肌位のジュースにすると胃にやさしく、飲み易くなります。
① 発芽前玄米 大さじ2
炊いた玄米 大さじ2
塩麹 小さじ1
春菊 2〜3枝
麦茶 1カップ〜
② 発芽前玄米 大さじ2
炊いた玄米 大さじ1
塩麹 小さじ1
黒ゴマ 大さじ2
麦茶 1カップ〜
③ 発芽前玄米 大さじ2
バナナ 3cm位
きな粉 大さじ1
豆乳 1カップ〜
※ミキサーは金属の刃を高速で回転させる為、長時間使用すると栄養素が壊れやすくなるという指摘があります。よく料理の本にミキサーを2~3分回すと書いてあるものを見かけますが、明らかに回し過ぎです。発芽前玄米ジュースならば、作る量にもよりますが、せいぜい10秒から20秒も回せば十分です。