書籍『愛で世界が変わる』から〈第六章「光の使徒を選ぶのは貴方自身です」〉の感想をご紹介 その1

愛で世界が変わる愛で世界が変わる
ネオ・スピリチュアリズム講話
桑原啓善
¥1,650(税込)2007.10.30

 

この『愛で世界が変わる』の書籍は、桑原啓善(ペンネーム:山波言太郎 やまなみ げんたろう)が、スピリチュアリズムを学ぶために集まった人々を対象に話した講話の集成です。

 

この講話は一部をビデオに記録しており、第六章「光の使徒を選ぶのは貴方自身です」の基になった講演ビデオを、桑原啓善ビデオ会(タイトル:「光の使徒を選ぶのは貴方自身です」)として全国で開催しました。
このビデオ会に参加された方々からいただいた感想の一部と、第六章「光の使徒を選ぶのは貴方自身です」の本文を一部ご紹介します。

 


まず、第六章「光の使徒を選ぶのは貴方自身です」の本文を一部ご紹介します。

第六章「光の使徒を選ぶのは貴方自身です」

 

一、光の使徒は志願制度

 

 百人の光の使徒が集まれば世界が変えられると、常々私は申していますが、それはどうしてか、またなぜそういう必要があるのか、そういうことについて今回はお話し致します。
 いま地球が大変動期にあるのは、心ある人ならみなお気付きのことでしょう。いわゆるアクエリアス時代(みずがめ座の時代)に入りつつあるのです。それはどういうことかというと、天文学的にみて地球の状況に変化が起こりつつあるということです。つまり、わが太陽系の太陽は約二万六〇〇〇年で黄道(太陽が天球を動く道)を一周します。それにつれて地球と太陽を結ぶ線上にある星座が違ってきます。黄道を十二等分するとき、十二の星座がそこにあります。これを十二宮といい、それぞれに名前がついています。一つの星座の時代は十二等分ですから、約二一五〇年です。これを一エージ(一時代)とします。そのいみで、今までは双魚宮(うお座)の時代だったのですが、今や宝瓶宮(みずがめ座、アクエリアス)の時代に入りつつあります。地球から見て太陽を結ぶ線上にある星座が変わってきますと、その星座のもつエネルギー(磁力)が当然地球に違った影響を及ぼすことになります。これは占星術でそういうことを言いますが、密教(太古の英知)でもそのように言います。わが太陽一個でさえ莫大なエネルギーを持ちますから、星座ともなれば、当然そこにはかりしれない影響力があると考えてしかるべきです。星座にはそれぞれ違った個性(違った種類のエネルギー)がある筈です。従って時代が変わると、地球に及ぶエネルギーに変化が起こって、そのために地球上の人間の生活や文化やものの考え方にまでその影響が起こることになるのです。この大変化がいま起こりつつあるのです。
 約二〇〇〇年に一度の変化です。いいえ、このたびの変化は実はもっともっと大きいもののように考えられます。一つは、みずがめ座のエネルギーは愛と平和と統合のエネルギーです。ですから、人類は一つに、ものの考え方や文化も一つに、今まで分裂していたものが愛によって一つにうまく統合されていく時代に、われわれは今入りつつあるのです。これは大変化です。しかし、このたびの変化はもっと、つまり二〇〇〇年に一度という以上に、大規模のもののようです。それは神霊界から地上への霊力の投入の働きかけが異常に大きいのです。今まで分裂していた人類を一つにするのですから、莫大な霊的エネルギーの投入があって当然ですが、それ以上に異常です。何が何でもこのたびの人類の融和統合は成就させねばならない、「霊的真理はこのたびは地上に必ず定着する」とシルバー・バーチは断言します。ということは、もしそうならなければ地球は大変なことになる、そういう裏があるわけです。つまり、みずがめ座になっただけでなく、今回のアクエリアス時代は天文学的にみて、もっと奥深い宇宙的進化発展の変化とかかわっているということでしょう。
 もし、失敗したら地殻変動のようなこともある。すなわち陸地の陥没、新しい大陸の隆起、そういうことが全くないとはいえない。それがノストラダムスの予言や、エドガー・ケイシーの予言などにチラリと出て来るのでしょう。シルバー・バーチはハルマゲドン(善悪の闘争で人類の終末が来るという信仰)ということはない、ホワイト・イーグルも間違いなく地球上の物質的変化は起こるが突然の破局が来ることはない「世界に大悲慘事が起こると予期することは不賛成である。皆さん、私達は保証しておく、地球に一大破局は起こらない……もし、人々が思念によってそれを創らない限り」と言ってくれています。
 ノストラダムスなどの予言を盲信して、人類の破局を予期することは愚かなことです。その想念によって現実にその破局を招来するからです。逆に建設的な気持でアクエリアス黄金時代を迎える希望に生きることです。ただ、時代の変化が現実にきびしいので、ここで人類の大きな覚醒がなければ危機はある、それは戒めとして心に刻んでおくべきでしょう。
 新時代は必ずきます。それはみずがめ座からの統合のエネルギーが投射されるからです。更に宇宙的な規模での愛や平和のエネルギーが投射されるからです。それに地球神庁でのかつてない霊的エネルギーの投射活動が行われているからです。バーチの断言どおり、今回は霊的真理は必ず地上に来て定着します。すなわち新時代が来ます。
 ただ一つの条件があります。地上に光の使徒(神の通路となる人)が少なければ、新時代は来てもその前に破局があります。光の使徒の数が多ければ、平安裡に新時代が来ます。問題はこの光の使徒の存在いかんです。  なぜそういうことが言えるのかというと、実はこうです。変革のエネルギーである宇宙からの平和や統合のエネルギーは、強すぎるので、直接人間には作用できません。もしそんなことをしたら人間は悶絶します。これは地球の神庁で一度うけとめられます。そこの神霊たちから人類へ向けてワンステップをおいて投射されます。しかし、このエネルギーさえもまだ一般の人類には強すぎて直接作用しません。すなわち波長が違うので一般の人々には受信できないのです。そこで、人類の中のこれら神霊と波長の合う人々、すなわち光の使徒たちの存在がどうしても必要なのです。地球神庁からの変革のエネルギー(愛と平和の想念)が光の使徒たちに受信され、この光の使徒たちの活動を通じて一般の人類へとそれが及ぶ、そういう段取りが必要なのです。光の使徒とはいわば神霊たちの協同者です。ホワイト・イーグルが神の協同者が必要と言っているのはこのことです。シルバー・バーチもこの意味で「霊的真理に気付く人達がみんな団結すれば、大事業が達成される」と叫んでいます。


ビデオ会に参加された方々からいただいた感想の一部をご紹介

 

●大阪ビデオ会のアンケートより
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◆全ての人は、光の人となるために生まれてきた。光の使徒となるには「なります。」と言って決断をすればだれでもなれる。
私はこの言葉を聞いて自分自身が決断をして光の使徒となって生きていきたいと思いました。
愛したら愛されるという言葉を聞いて私は一人でも多くの人を愛し自分も愛されるようにがんばりたいと思います。
他にも、「幸福は物質から得られる」「安全は武器で守られる」「神は外にいる」という言葉三大迷信が今の政治、経済、教育、宗教の文明を作り、地球をはかいに導きつつあります。私、世界中の人々の愛から世界が変わる、たった100人の愛で地球が変えられるということが心に残りました。理由は、少しの人数で世界が変わり多くの人数で地球が変えられるという所です。
今、地球では小さなささいなことから話が大きくなり、戦争になったりしています。これを止める(そし)するには、一人一人がだれであろうと相手を愛することから始めたらいいと思います。
桑原啓善ビデオ会を終えて……
私は今後光の使徒となれるようにいしきして色々なこんなんも乗りこえて成長していきたいと思います。
後、一人一人、そして自分を愛し、他人からも愛されるような人になって今どんぞこにおちかけている地球を救っていきたいと思います。(小学五年生)

◆愛が何よりも強い力であると聞いていましたが、今日の先生のお話を聞き改めて具体的に人も民族も全てを変えてゆく力である事を教えて頂いたと思いました。
一人の人の決意がどんなに大きな力となり、人や民族地球全体を幸福にしてゆくか、とても良く分かりました。自分の隣にいる人にも、遠い所にいる人の苦しみにもいつも感じられる愛を持ちたいと思いました。

◆苦しい生活が続いていて、まだまだ続きますが、この苦しみが自分に原因があると分かり乗り越えねばと思います。
”人の苦しみ、世の苦しみは己にある”重い言葉です。
教えて頂いて有難うございます。

◆自分の与えられた環境・生活の中で、因果の理法に目覚め、愛と奉仕の原理に生きること。これがひいては個人だけではなく人類や民族のカルマという、大変大きく深い問題の解決にも継っていくこと。これについてもっと勉強していきたいと思いました。貴重な場をありがとうございました。

◆本当に相手の方のためになるには相手の方をよく知ることだという大切なことを意識しました。
自分のことで精一杯だったけれども周りのみんなや世界の平和を願って何か少しのことでもしたいです。


●鎌倉ビデオ会のアンケートより
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◆人の苦しみ、悲しみも自分のものとするという言葉が心に残りました。
戦争、飢え、虐待、いじめ……
こういったことからも目をそむけず自らの問題と捉えることで世界を変えていきたいと強く思いました。
桑原先生の生き生きとお話される姿に感激しました。又こういった機会があれば是非参加したいです。

◆初めて参加させて頂きましたが、よい勉強をさせて頂きました。
老化のためか、のみこみもわるくなりまして残念に思います。
因果の法は大変勉強になりました。
たましい進歩のために行う愛、今日から心に頑張りたいと思います。

◆とてもすばらしいビデオでした。
なるほどと思った事がありました。
ちょうどいい試練ちょうどいい幸福が人には与えられているという点が心に響きました。
試練は必ず克服できるとの事、がんばろうと思いました。

◆今日の講座程心をゆさぶられた感動的なことは最近覚えたことはありませんでした。
光の使徒に近づくよう頑張りたいと覚悟しました。頑張ります。
残りの人生、一生懸命努力したいと心の底から思いました。
最高の講座ありがとうございました。


●名古屋ビデオ会のアンケートより
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◆今日ビデオ会に来られて良かったです。
学ぶことを実践するのは大変ですが、日常からやるしかない。
因果律はある。人は他者を責められない。すべて自分に種はある。光の使徒には誰でもなれる。ありがたい言葉です。
くじけっぱなしの自分もくじけているヒマはない。あらためて思い知らされました。
ありがとうございました。たくさん考えることがあってまとめられません。

◆国外情勢については他人ごとに思っていた。ひどい目にあうのも、かわいそーだと思いながら、どーにもならないのか…とか、そんな地域に生まれてしまってそんなことになるのはカルマが関係し、そーゆー人々がそこに生まれるんだと考えていた。でも子供たちのこと、その親のことを考えると、これ以上の地獄はない、こんな悲しみはない。なのに神様は…?
戦争は人間がやっていることだけど、やめることも、やめさせることもできる。その道が、方法もある。自分はそれをぼう観している側にいたと思った。あきらめてしまっていた、というのだろーか。だけど、大変な問題。何ができるだろうか、私に。

◆いつも頭で聞いていた内容を、自然にひもといて心を開いてもらったような気がする。
まだ、ハッキリわかってないこともあると思うが、毎日の生活の中で、つねに、2つのどちらに進むかを自分で決めながらいくことで、ひとつずつわかっていくのかと思った。
「その人のたましいの成長のためになることが愛、ときにはきびしくという時もある」ということがとても心に残っている。


第六章「光の使徒を選ぶのは貴方自身です」の感想をご紹介 その2へ続く


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